本記事ではこのような疑問を解決できます。
本記事で分かること
- 融資の審査は申込書類である程度の方針が決まっている。
- 公庫融資で一番重要なのは申込書類の準備!
ここでの申込書類とは主に借入申込書、企業概要書(創業融資ならば創業計画書)のことを指します。
公庫融資を通過するためには必須であるにも関わらず、できていない事業者がとても多いです。
ぜひこの記事で何が必要なのかを理解してから、申込みの準備を進めていきましょう!
融資審査の結果は申込書類で9割決まっている
先走って答えを言ってしまいましたが、融資審査のなかで申込書類は非常に重要なポイントになっています。
融資をするかしないかは、提出された申込書類でほぼ決まってしまっています。
それだけ公庫の審査担当者は申込書類を重要視しているということを認識してほしいです。
こんなこと聞いたことありませんか?
鵜呑みにしたら痛い目を見ますよ!!
たしかに民間金融機関と比較すると公庫は融資を受けやすいです。
ただ、だからといって審査担当者は提出された申込書類をほとんど見ずに審査をしているわけではありません。
公庫融資の通過率は6~7割ほどで、実際に公庫融資に落ちる事業者は一定数います。
公庫融資は一度審査に落ちてしまうと、次回からの再申込みはハードルが一段上がってしまいます。
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資金調達に苦戦して事業拡大に時間を割けなくなるのは本末転倒ですので、一発で融資通過できるように本サイトで情報収集してもらえればと思います。
このサイトに書かれていることを意識すれば、公庫融資の通過率はグンと上がるはずです。
次の項目でご紹介します!
(参考)審査担当者は多くの審査案件をこなさなければいけない
公庫の融資に通過するためには申込書類が大事ということを理解してもらえたかと思います。
知っておくべきことではありませんが、ここでは「なぜ審査担当者が申込書類を重要視しているのか?」についてご紹介します。
簡潔に言えば、審査案件がとても多く、申込書類の段階で方針を持っておかないと仕事にならないからです。
あなたが融資を受けようとしている日本政策金融公庫(国民生活事業)は中小企業や個人事業主などの小規模事業者に対して融資を行っています。
中小企業や個人事業主の数が非常に多く、たくさんの事業者が公庫(国民生活事業)の融資対象となっているのです。
融資対象となる事業者数が多いことに比例して、公庫への申込件数も増加します。
そして、たくさんの申込みを1つ1つ丁寧に対応していくと、パンクしてしまうのです。。
具体的にどうなるのかというと、
と、自身の申込みが放置されてしまいます。
これでは資金を必要としている事業者に適切に資金を供給できなくなる場合が発生してしまいます。
融資ができると判断した事業者に迅速に融資ができるような体制を整えるため、公庫の審査担当者は提出された申込書類(+個人信用情報)をもとに、融資の可否やそれぞれの判断に至るまでのストーリーを予め立てています。
立てた仮説を面談で検証し、スムーズに稟議書をまとめられるようにしているのです。
まとめ:公庫融資を受けたいなら最初が肝心!
ここまで公庫融資において申込書類がどれだけ大事なのかについて紹介してきました。
この記事を読んでいただいたあなたには、どうか申込書類の作成に力を注いでもらい、無事に公庫から融資を受けて事業の拡大に邁進していってほしいです。
しっかりと申込書類を作ることができれば、その後の面談も問題なく対応をができるはずです。
本サイトでは申込書類の作り方についても紹介していますので、読んでもらえればと思います。
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